AVRワールド

更新履歴



AVRはATMEL社のワンチップ8ビットRISCマイコンです。
豊富なレジスタ(32個)と非常にすっきりした命令体系を持っており、アマチュアにも広く支持されています。



ATmega169を使用したAVR Butterfly


古くはAT90S8515やAT90S2313などですが、最近では大容量のものをATmega、小容量のものをATtinyシリーズとしてラインナップの充実が図られています。

国内ではH8マイコンやPICマイコンに押されて、それほど多くの採用例を見ませんが海外ではそれなりに採用されているようです。
AVRのターゲットとしては、H8などよりは規模の小さな組み込み系の処理に適していて、PICと競合します。

PICと比べてAVRのメリットは、
・GCCなどのフリーのCコンパイラーを使用して開発出来る
・5Vや3.3Vでプログラムの自己書き換えが可能
・命令がシンプルでアセンブラレベルのプログラムも容易
・最新版は20MHzで動作して、主な命令は1クロックで実行
などがあり、非常に魅力的なワンチップマイコンと言えます。

このページではEZ-USBを使ったAVRライターを製作し、C言語で書かれたプログラムを開発するまでの手順をAVR Butterflyを例に解説しています。


AVR情報リンク

ATMEL
日本語データシート(HEROさんのページ)
AVRライター(ChanNさんのページ)
Cコンパイラ(WinAVR)
AVR-Wiki