ザイリンクスのWebPackを使うことにより無料でCPLDのデザインを行うことが出来ます。
WebPackは自分でCPLDの開発を行う人はインストールする必要がありますが、他人の作ったカメレオンUSBのアプリケーションを利用するだけでしたらインストールする必要はありません。

ザイリンクスの WebPackダウンロード

インストールの手順についてはここのページが大変参考になると思います。(ちょっと画面が古いかもしれません。カメレオンUSBではCPLD関連をインストールすればOKです。勝手にリンクしてすみません)


実際のCPLDのデザイン手順などは、別のHPや参考文献に譲るとして、ここではカメレオンUSBで必要になるJEDファイルの作成に関して簡単にふれておきたいと思います。

WebPackでは当然ですが「Parallel Cable III」などのザイリンクス社の提供するツールを使ってCPLDをプログラミングするようになっています。カメレオンUSBでは「Parallel Cable III」をお持ちでなくても、USB経由でCPLDのプログラミングが可能になっています。

WebPackでJEDファイルを作成するには、「Process for Current Souce:」ウィンドウの"Generate Programming File"をダブルクリックすれば自動的に作業ディレクトリに*.jedファイルが作成されます。実際のCPLDの書き込み手順は別のページにて紹介します。


「Parallel Cable III」をお持ちの方は、「Parallel Cable III」を使ってプログラムされたほうが開発効率はあがります。(USB経由の書き込みより高速なため)
カメレオンUSBのCN3の35,36,37,38は無接続になっていますので、ここにCPLDのTDI,TDO,TCK,TMSを引き出し、「Parallel Cable III」を使ってプログラムしましょう。